石器

石器風の2本目です。


1本目の反省を活かし、削りや着色にも工夫をしました。
前作同様鋼材は440cです。



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こちらも前作同様ついでに切り出しです。

今回は厚さ5mmの鋼材から切り出しました。

毎回思いますが、5mmの切り出しはシンドイです。
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外形を整えました。
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グラインドですが、今回は手ヤスリでやります。
前作もそうですが、ベルトグラインダーは、たまに噛む事があり、せっかく切り出した鋼材がお釈迦になる可能性があるので…。

電動工具は最低限の使用にしようと思っています。
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グラインド完了です。
やっぱり5mmの鋼材はいろいろシンドイです。
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ルーターなどを使って石の模様を削っていきます。
まず最初に大きめのをガッツリと!。
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続いて中くらいの砥石、小さめの砥石と使い分けて彫込んでいきます。
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削り終わりましたが…。
この状態だとビカビカしてて、何か石っぽく見えませんね。
この後、もう少し加工を加えてます。

このまま、磨きも掛けずに(砥目が残ったまま)焼入れに出します。
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焼入れから帰ってきました。
表面に酸化皮膜がついて何となくフラット(つや消し)に。
石っぽくてなかなかGoodです。
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ステンレス用の黒化液に浸けて黒染め処理を行いました。
加減が難しいですが、いよいよ石っぽくなってきました。
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で、またまたごめんなさい。
作るのに夢中になると、どうも写真を撮り忘れてしまう…。
中間行程が抜けて、いきなり完成です。

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ケース作りです。
前作同様、革のバックスキンを使いますが、この手のナイフをもう少し作りたいので、床材を買ってきました。タタミ1畳くらいの大きさで2000円くらいで す。安いです。
併せて、革染剤も数種類(ナチュラル系の色を)買って染め分けています。
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刃付けです。
2種類の太さのダイヤモンドヤスリ(棒状)で刃を付けていきます。
セレーテッド風にですが、間隔等はランダムです。
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で、完成です。


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